国税専門官の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
税務の仕事は、国民からするとお金を取られる為、マイナスの印象がありますが、国の財政基盤を支え、国民生活の安定・向上と社会福祉に寄与する極めて重要でやりがいのある仕事となっています。
税務職員は、国税局(国税事務所)及び税務署において、適正な課税を維持し、また租税収入を確保するため、法律、経済及び会計の専門知識を駆使し、国税の賦課・徴収などの仕事を行う税務のスペシャリストとしてステータスの高い仕事ともなっています。
平均年収や給料
国税専門官の平均年収は、一般行政職の国家公務員平均年収よりは若干高めに設定されています。国家公務員全体の平均年収が628万円となっていますので、それよりは若干高めの給料収入があると考えても良いでしょう。国税局の部長・課長、税務署長などに就任すれば、更に年収700万円~1000万円程度になるようです。
給料以外の特典
国税専門官は、マルサの女で一躍有名になりましたが、非常にステータスの高い仕事となっています。また、国家公務員でもありますので、将来的にも安心できる仕事であると言えるでしょう。国税専門官の大きな特典としては、23年間勤務した人は税理士の試験が免除され税理士の資格が取得できるというのが大きいでしょう。