国税専門官
どんな資格?
国税専門官とは、全国各地の税務署に所属し、納税義務者(会社・個人)が適正な申告をしているかどうかの調査・検査をしたり、税金の督促や滞納調査をしたりする国家公務員です。職種としては国税調査官、国税査察官、国税徴収官の3つがあります。
国税専門官になるには、その年の4月の時点で21歳以上27歳未満の人が、人事院の行う国税専門官採用試験を受験して合格し、採用される必要があります。
資格種類
国家資格
合格率
約15%
受験資格
1:21歳以上29歳未満の者
2:21歳未満で大学を卒業した者および翌年の3月までに卒業見込みの者
【平成21年度 試験概要】
1:昭和55年4月2日~昭和63年4月1日生まれの者
2:昭和63年4月2日以降生まれの者で、次に掲げるもの
(1)大学を卒業した者及び平成22年3月までに大学を卒業する見込みの者
(2)人事院が(1)に掲げる者と同等の資格があると認める者
試験内容
1次試験と2次試験の2部制
【1次試験】:教養試験と専門試験
〔教養試験〕
(必須科目)
1:時事 2:文章理解 3:判断・数的推理 4:資料解釈
(選択科目)
1:自然 2:人文 3:社会
〔専門試験〕
(必須科目)
1:民法・商法 2:会計学(簿記含む)
(選択科目:全9教科より4教科を選択)
1:憲法・行政法 2:経済学 3:財政学 4:経営学 5:政治学・社会学・社会事情
6:英語 7:商業英語 8:情報数学 9:情報工学
【2次試験】:人物試験と身体検査
〔人物試験〕
1:人柄・対人的能力などについての個別面接
〔身体検査〕
1:主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む) 2:尿 3:その他一般内科系検査
試験日
【1次試験】:6月
【2次試験】:7月
試験地
【1次試験】
札幌、盛岡、仙台、飽きた、高崎、埼玉、東京、新潟、松本、名古屋、金沢、京都
大阪、松枝、岡山、広島、高松、松山、福岡、熊本、鹿児島、那覇
【2次試験】
札幌、仙台、埼玉、東京、名古屋、金沢、大阪、広島、高松、福岡、熊本、那覇
申し込み先・申し込み方法
各国税局人事第二課 国税庁長官官房人事課試験係
〒100-8978 東京都千代田区霞が関3-1-1
℡03(3581)4161
※国税庁ホームページ>国税庁概要・採用> 国税専門官試験採用>試験概要
受験料
無料