将来性

　国公立の高校教師は専門職としての地方公務員ですので、将来的な待遇は保障されているといってよいでしょう。私立学校の高校教師の方は、公務員ではありませんが、単純な給料面では公務員より高い場合もあるようです。しかしどちらにしても高校教師の仕事は、授業以外にも授業の準備に時間がかかりますし、やサービス残業とも言える部活動の顧問などは義務付けられているような状況ですので、やりがいはあるものの、かなり大変な仕事であることは間違いありません。

平均年収や給料

　高校教師の平均年収はおよそ749万円となっています。塾講師の平均年収が384万円であることを考えれば給料収入的に恵まれている職業だと言えるでしょう。金額的には地方公務員と同等となっています。ただ、殆ど義務ともいえるサービス残業なども多い仕事で、初任給はそれ程高くは無いので、最初の頃は特に大変のようです。

給料以外の特典

　高校教師で嬉しい点は、未来の国を担う人材を育てるという仕事に就いている事そのものでしょう。高校教育は単に知識を教えるだけではなく全人的な教育を行う場所です。このやりがい感は他の仕事には無いもので、高校教師における最大の特典といえます。