国家公務員Ⅱ種・国家公務員Ⅲ種の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
国家公務員Ⅱ種合格者の業務内容は地方出先機関や研究所などで、幹部候補クラスの中堅公務員というところで、国家公務員Ⅲ種合格者の業務内容は郵便局・税務所等の地方出先機関などで、初級係員としての業務にあたります。どちらにせよ国家公務員として将来性は保障されています。
平均年収や給料
国家公務員の平均年収は、人事院が定める棒給表によって算出できますが、国家公務員全体の平均年収は628万円となっています。国家公務員Ⅱ種と国家公務員Ⅲ種では配属先や業務内容、出世スピードが異なりますが、国家公務員として給料収入は安定していると考えてよいでしょう。
給料以外の特典
国家公務員として働く役所には、その部門の実務経験があれば特定の資格が得られる制度があります。法務局に10年勤めたら司法書士の資格が無試験で取得できるような仕組みもあり、司法書士の合格率が3%程度の難関資格だと言う事を考えるとかなり大きな特典と言えるでしょう。また行政書士等の資格も似たような制度があるようです。